善と悪とは、正義と悪ではない。
正義とは、立場によって善い悪いが変わるもの。
善悪はそれを超えた万人世界共通のものだ。
永続し、生きていくもの、共生が善であり
悪とは、破壊、攻撃、破滅に向かうものだ。
それをまとめたのが、善悪の通念のもと。
そう考えると善と悪が本当は何をさすのかが、わかってくる。
現在の社会の発展は人間の幸福や、善悪とは関係がない。
というよりも、現実を見るならばむしろ破壊や破滅を伴う。
みんな善だと思いこんでいるが、実は
この世界の大体の人間は、実際のところ悪だ。
いま、この世は悪の世なのだ……
もちろん、私も悪。
変わる気持ち、変わる意思があるかどうか。
一人一人が少しずつ、自身で一つ一つの選択のおかしさに気がつき、思考のおかしさに気がつき、当たり前のおかしさに気がつき、
小さなことから、自身の意思でもって、変わっていけるか。
「沢山の人が変わっていった時、道は開かれるだろう。」と誰かの言葉。